年初の大方の予想(100㌦/㌭前後)に反して、原油価格の下落が続いていますが、OPECは減産を見送りました。これまで生産調整によって価格の維持を図ってきましたが、シェールオイル開発コストが割高であることを考えれば、双方我慢比べということになりそうですね。
WTIでは一時67㌦/㌭を記録、しばらく値下がり傾向が続くかと思われますが、今後の動向が注目されます。

ガソリン価格も19週連続の値下がりとなり、一般のお客様にとってはうれしいニュースかもしれません。


中東、アフリカ、南米の産油国12カ国で構成する石油輸出国機構(OPEC)は27日、ウィーンの本部で開いた総会で、生産目標の据え置きを決定した。原油価格は大幅下落しているが、OPEC最大の産油国サウジアラビアが最後まで静観の構えを崩さず、生産目標は現行の日量3000万バレルで維持された。この結果、ベネズエラなど一部加盟国が主張していた減産は見送られた。
 原油市場は北米でのシェールオイルの生産拡大や、カダフィ政権崩壊後混乱していたリビアでの原油生産の回復などを背景に供給が過剰気味。一方、世界的な景気の停滞で需要は伸び悩むとの見方も根強く、国際的な指標である英国産北海ブレントの先物価格は6月半ばから約30%下落した。  
【時事通信】


原油価格推移

※出典 http://ecodb.net/pcp/imf_group_oil.html

※シェールオイル

シェールオイル(英語:shale oil)は、地下深くのシェール層に埋まっている石油の一種である。頁岩油(けつがんゆ)、シェール油、ライトタイトオイル(英語:light tight oil)とも言われている。採掘方法は初めてアメリカとカナダで確立され、同じ層に埋まっているシェールガスと共に、オイルシェールを摂氏350 - 550度にし、乾留して得られる。【ウィキペディア】